1962年、久留米市及びその周辺地区の健全な音楽文化の普及発展と会員の情操向上を図ることを目的として久留米音楽文化協会が設立されました。 その協会所属の合唱団として1964年6月9日に誕生したのが、私たち久留米音協合唱団です。
1970〜1972年の全国合唱コンクールで3度銀賞を受賞するなど,合唱団の基盤を整えて以来,定期演奏会を軸に多彩な演奏活動を続けています。
1995年5月には「歌う文化使節」として,久留米市の姉妹都市であるアメリカ合衆国モデスト市で親善演奏会を行い,大歓迎を受けました。
1999年からは演奏技術の向上を目指して合唱コンクールに出場し,2000年9月に行われた九州合唱コンクールでは金賞を受賞しています。
多くの委嘱作品にも恵まれ,中でも1968年に委託・初演した團伊玖磨先生作曲の混声合唱組曲「筑後川」は今では終曲の「河口」が中学校の卒業式で歌われるなど全国の合唱ファンに大変親しまれています。 また「海上の道」「大阿蘇」「玄海」(以上、作詞丸山豊、作曲 團伊玖磨) 「筑後風土記」(作詞栗原一登、作曲 團伊玖磨)も久留米音協合唱団が委託・初演した混声合唱曲です。
合唱団のメンバーは、高校生から60代までの多彩な年齢と職業の約30名です。
現在の活動は、定期演奏会と合唱コンクール参加、地域の中学校での演奏などで、地元を中心に合唱の楽しみを多くの人に伝える事が出来ればと、活発に活動しています。 日ごろの練習は,常任指揮者の森時達行先生の指導のもと、笑いがたえない楽しい雰囲気(時には厳しいときもありますが…)の中で行っています。
2008年、「単独の合唱団ではできない活動をしたい」と当時の常任指揮者の中島敬介先生と縁のある合唱団が集まって合唱団「サウス・エコー」を結成しました。 2012年2月に京都エコーをお呼びして、二つのエコーによる歌い継がれた日本の名曲選を開催しました。
2014年7月に創立50周年祈念演奏会「そして、未来へ」を開催致しました。
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